Blog

Docker Image 職人入門

2021/10/22

本記事について

プラットフォーム技術部の和田です。インフラ周りのエンジニアとして、Docker、 Kubernetes、仮想化などの技術を専門領域としています。

普段皆様は、Docker ImageのBuildをされていますでしょうか?イメージを作成する際は、CI/CDのパイプラインで処理をさせたり、手元のマシンでDockerコマンドを使ってBuildすることが多いと思います。

その際に、想定していたよりもImageのサイズが大きくなってしまった、ちょっとパッケージを追加して数kBのバイナリを追加しただけなのに、ものすごい大きなイメージになってしまった、という経験はないでしょうか。

コンテナイメージのサイズは、イメージの起動や、Kubernetesクラスタ上でのPodのノード移動時のパフォーマンス大きく影響します。もちろん、同じ機能を実現できるのであれば小さなイメージのほうが良いことは言うまでもありません。 また、基盤観点でも、大きなサイズのイメージはノードのDiskを無駄に消費し、最悪の場合Diskの容量不足で起動に失敗した、なんて障害もあり、小さなイメージであると運用面で大きなメリットがあります。 この記事では、Docker Imageがいかにして実現されているのか、その仕組みと、実際にイメージを小さくする際の基本的なTipsについて紹介します。


資料

Docker Image 職人入門