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ふりかえりカンファレンス2023に参加してきました!~Fun Done Learnがここまで好きになった理由~

2023/04/14

こんにちは!KDDIアジャイル開発センター(以下KAG)の中島(@piyonakajima)です。 今回は、ふりかえりカンファレンスに参加した様子をお伝えします。

ふりかえりカンファレンスとは、ふりかえりを実践している方々、ふりかえりに興味がある方々に向け、マインドセットや新しい手法の提案などに加えて、ワークショップでふりかえりを体験できるカンファレンスです。

Keynoteは、アジャイルコーチの安井 力(やっとむ)さんでした。やっとむさんは、ふりかえりフレームワークFun Done Learnを作った人のひとりであり、今回「ふりかえり変幻自在」というタイトルで登壇されました。

やっとむさんは、Fun Done Learnという新しいふりかえり手法を作るためにやられたことや、新しいふりかえり手法を作るためのノウハウを教えてくれました。言葉がわかりやすく、誰でも始められそうな内容で、実際にオリジナルのふりかえり手法を作ってみたくなりました…!そして、やっとむさんがキーノート中に突然アカペラで私が以前Scrum Fest Sapporo 2022で披露したFun Done Learnのうたを歌ってくださいました。大変うれしかったです。

私は13:00〜おかかレーンにて「「ふりかえりアレルギー」だった私がFun Done Learnをここまで好きになった理由」というタイトルでお話させていただきました。資料はこちらです。

好きになった理由

私の登壇では、2年間職場でFun Done Learnを実践した話に触れました。もともとふりかえりに苦い思い出を持っていた私がFun Done Learnによって楽しくふりかえりができるようになった話をさせていただきました。

発表の中では、私が学生時代等でうまく実施できなかったふりかえりに「反省発表会」という名前をつけました。反省発表会では「暗くなる/痛みを伴う/もう辞めようという声すら出てくる」といった特徴がありました。 これに対して、毎日Fun Done Learnをやるようになり、ふりかえりが「楽しい/相互理解につながる/明日もやりたい」そう思えるものに変わっていきました。

Fun Done Learnをやってどう感じているか?チームでふりかえりをしてみました。コロナ禍から参加した同じチームのメンバーからは「受け入れてもらっている感がある」という声があがりました。私自身もコロナ禍からチームに参加し、同じことを感じていました。 また、「みんなの視点が見える」という声もあがっており、これも大切なことと感じています。チームは基本同じ活動していますが、人によって受け取り方は違います。Fun Done Learnでふりかえりをすることにより、自分やチームメンバーの考え方に気づき、お互いの理解も深まりました。普段のふりかえりでは、物事をいろんな視点で捉えるように心がけています。

自分達のふりかえりをよりよくするために開発し公開しているふりかえりツール「anycommu」についても紹介させていただきました。無料で使えるので是非使っていただけると幸いです。

anycommuLP

そして、最後に「Fun Done Learnのうた〜ふりかえりカンファレンスver〜」を作って披露しました。

また、ふりかえりカンファレンスのエンディングではこの「Fun Done Learnのうた」を流していただき、NRIの森さんはじめたくさんの方が一緒に踊ってくれたのが本当に嬉しかったです。音源(mp3)はGitHub上にて公開していますので、是非皆さんのふりかえりにご活用ください。 Fun Done Learnのうた(GitHub)

最後に、運営者の皆様、登壇者の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。 オンライン開催でしたが、MiroやDiscord、SNSでのやりとりが活発で双方向にコミュニケーションを取ることができ、とても楽しかったです。素晴らしいイベントに参加させていただいたことに感謝します!ありがとうございました!