Blog

デジタル庁主催の「#マイナポータルハッカソン」に参加してきました!~ハッカソン開催~

こんにちは。KDDIアジャイル開発センター(以下KAG)の笹子です。 先日行われたデジタル庁が主催するマイナポータルハッカソンにKAGメンバー5名(岸田さん、三宅さん、高崎さん、小熊さん、笹子)で参加してきました。 本記事では、マイナポータルハッカソンの全5日間のうち1〜4日目のハッカソンの様子をレポートをしていきます!

マイナポータルハッカソンの前記事はこちら

キックオフ

2023年6月8日(木)にハッカソンのキックオフが開催されました。KAGチーム全員で会場に行き、オープニングイベントに参加しました。キックオフイベントでは、河野大臣からのビデオメッセージもあり、気持ちが高まるとても素晴らしいイベントでした。

アイディア出し

キックオフイベントのあと、チームごとに分かれて作戦会議と、どのようなサービスを作るかの話し合いを行いました。ホワイトボードを使ってその場で出たアイディアをまとめていきました。

マイナポータルアイディア出し

実質開発できる期間が2日間と短いので、出てきたアイディアからMVP(Minimum Viable Product)を決めることにしました。 MVP: ユーザーに価値を提供できる最小限のプロダクトのこと

マイナポータルホワイトボード

アイディア出しと同時平行で、デザイナーとして参加していただいた小熊さんにデザインを作成していただきました。話していたアイディアをその場でデザインにしていただいており、とても早い作業にチーム全員驚きました。

マイナポータルデザイン

開発スタート!

開発は6/10(土)と6/11(日)の2日間で行われました。 実際に開発したサービスのアーキテクチャはこちらです。

マイナポータルアーキテクチャ

実際に業務で使った経験もあるAWS Amplifyを活用し、Webアプリケーションを実装しました。開発期間は、休日でしたがリモートで集まり、Slackのハドル機能をつかってモブ開発をしました。開発効率を向上させるために、新たな取組みとしてGitHub Copilot を導入し、開発を進めました。このメンバーで開発するのは初めてでしたが、とても楽しく開発することができました。

モブ開発: 一つのコードを共有して、相互に協力してプログラミングを行う方法

完成!!!

KAGチームが開発したサービスがこちら! 「補助金ドリームメーカー」

マイナポータルアプリ

開発したサービスの主な機能として下記の3点があります。

  1. マイナポータルから情報を取得し、自身が補助金の対象かどうかをサクッと見極めて候補となる補助金制度を表示

  2. 支給対象かどうかの角度も一緒に表示

    1. 今すぐゲット!

    2. おしい!あと一息

  3. 難解な給付条件をやわらか表現に切り替え!(やわらかAI)

やわらかAI OFF
マイナポータルやわらかAIOFF
やわらかAI ON
image5マイナポータルやわらかAION

「補助金ドリームメーカー」を利用すれば、行政や民間企業が保有する情報を活用して、補助金制度に関する情報を繰り返し調べたり入力したりする必要なく、自身に最適な情報を手に入れることができます。補助金を必要としている人が、お金を無理なく漏れなく手に入れることができるようになります!

さいごに

ハッカソンへの参加は本当に刺激的で充実した経験でした。新たなアイデアを形にするために普段業務で関わっていないチームメンバーと協力し、短い期間でサービスを作り上げる経験ができとても楽しかったです。チーム全員が各々の能力を発揮できたことでサービスを作り上げることができたのだと思います。チーム全員に感謝です。 今回のハッカソンで他の参加者との交流もあり、異なるバックグラウンドや視点からのアイデアを共有することができたので、とても勉強になりました。 これからもハッカソンに参加して、チャレンジし続けたいと思います。

ハッカソンの1〜4日目までの様子はこれにて終了です。 ハッカソン最終日に続きます! 最後まで読んでくださりありがとうございました。