KDDIアジャイル開発センター（以下、KAG社）は観光庁が推進している 「ワーケーション推進事業」企業と地域によるモデル実証事業 に採択され、三島市と共同提案の上ワーケーションの実証事業を行うことになりました。

　1stトライアルの様子： KAG社の三島ワーケーションについて 　2ndトライアルの様子： 三島のワーケーショントライアルにauでんきアプリチームで参加してきました！

今回は最終トライアルに参加してきたので報告をします。

今回のワーケーション事業の概要と背景

「ワーケーション推進事業」企業と地域によるモデル実証事業とは 　

観光庁が主導している実証事業。テレワークの浸透による働き方の多様化も踏まえ、場所にとらわれない柔軟な働き方としてワーケーション等を普及させることにより、新たに都市から地方への人の流れを生み出すきっかけとなるとともに旅行需要の平準化やワーケーションの送り手である企業の取組を促進することを目的としたものです。

最終トライアルは以下の2つの日程で実施されました。

日程①：2023/1/21(土)-1/24(火)

日程②：2023/1/23(月)-1/25(水)

私は前半戦である日程①に参加しました。　 本記事は1日目の様子を報告します。

1月21日(土)

オリエンテーション&起業家の方のお話を聞く(10:00-11:30) @LtG Startup Studio

LtG Startup Studioからワーケーションはスタートしました。

こちらは起業家と起業家を支援する人たちが集まり様々なコミュニケーションが取れる場です。 こちらの施設をお借りして、今回のワーケーションの目的などを確認しました。

また、この日LtG Startup Studioにいらしていた起業家のユニソック合同会社 松永智教さんからお話を伺いました。 松永さんはボランティア向けのプラットフォームであるAVSというサービスの提供を目指しており、解決したい問題に対する信念と熱意を持って取り組まれている姿に、一同感銘を受けました。

地域課題解決策を探るプログラムの発表会に参加(13:00-15:00) @三島商工会議所

お昼を食べた後は、静岡県内外、社会人・大学生・高校生の方々で構成された6つのチームが、観光・移住/定住・地域参画の3つの観点から三島市の地域課題を解決するアイデアを探るプログラムの最終発表会にお邪魔させていただきました。

チームごとに独自の視点からの実現性の高いアイデアが発表され、プレゼンの後には三島市や観光協会の方、地元の信用金庫の方がコメントをし、すぐにでも実現へ動き出すのではないかというワクワク感に満ちた発表会でした。

お昼にいただいたラーメン。(@味の大連)

地元の起業家の方のお話を聞く(15:15-16:00) @ワーカーズリビング三島クロケット

三島クロケットはコワーキングスペースとシェアハウスが一体となった施設で、「移住するにはハードルが高いけど試しに三島に住んでみたい」という方へ向けた施設です。 こちらを拠点に活動されている株式会社LANDMARK 讃井寛海さんにお話を伺うことができました。 讃井さんはコワーキングスペースで今どんな人が来ているかなどを可視化してコミュニティの活性化を目指すFLAGというサービスを開発しており、実際に作成されたアプリを見せていただきながら、目指す姿などを聞かせていただきました。

地域課題解決開発へ向けたアイデア出し(16:15-17:00) @LtG Startup Studio

1日目最後はLtG Startup Studioに戻り、翌日の開発合宿へ向けたアイデア出しを行いました。 商工会議所で聞いたアイデアなどを含めて、三島市の地域課題を解決できるアイデアを様々に出し議論しました。

1日目はこれにて終了です。 2日目の記事と後半戦の記事に続きます！